吉本大樹、GP2アジア開幕戦にBCNから参戦
update 2008/10/14
コース情報
GP名: |
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開催日: |
17-19 October, 2008 |
サーキット名: |
Shanghai International Circuit |
サーキット詳細: |
初の中国開催で2シーズン目の開幕を迎えるGP2アジアシリーズ。舞台となる上海インターナショナルサーキットは上海市に位置し、現在最も著名なコースデザイナーであるヘルマン・ティルケのデザインである。全景は漢字の『上』を模しているこのコースの全長は5.451km。最長直線距離は1.175kmで右9、左7のコーナーが組み合わさる。GP2 Asia Series Official Site |
決勝第2レース
19 October, 2008
吉本大樹、怒涛の追い上げで8位フィニッシュ
前日のレース1では初日から一向にバランスの良くならないマシンを巧みに操りレース前半で21番手から途中11番手まで追い上げたものの、その後8番手争いの最中に後続のマシンに追突を受け悔しいリタイヤとなった吉本大樹。それでもレース後は「とにかくチームの頑張りを無駄にしないように、明日のレースは現状で持てるポテンシャルを最大限に活かして頑張りたい」とコメント、最後まで持てる限りの力で戦い抜くことを期し迎えた日曜日のレース2。
GP2のレース2はピットストップのないスプリントレース。勝負はコース上でのバトルのみに限られるため、後方からのスタートではそれだけ苦しい展開を強いられる。前日のアクシデントによりこの日のスタートが後方19番手*からとなった吉本は、最もオーバーテイクのチャンスの多いオープニングラップでの追い上げを狙いグリッドへと向かう。そして迎えた注目のスタート。26台のマシンはレース1同様シグナルの消灯直後から激しいバトルを繰り広げながら1コーナーに突入していく。すると「団子状態になっているスタートからの2周をクラッシュ覚悟でプッシュしました」という吉本が、前日に引き続き目を見張る様な素晴らしいスタートダッシュを見せる。まずは1コーナーまでに5〜6台のマシンをパス。さらに前を行くマシンに次々とオーバーテイクを仕掛ていき、なんとこのオープニングラップだけで9番手にまでジャンプアップ。一気にシングル圏内にまでポジションを上げると、続く2周目には前を行くA.Yoong(Meritus)をパスし8番手に浮上する。
さらにその後もプッシュを重ね9番手以降の後続は引き離していった吉本大樹。しかし前方集団に対しては「マシンは昨日より少しは良くなったけど基本的に極端なアンダーステアは全く変わっていなくて、やはり昨日と同じくフロントのタイヤがボロボロになってしまった」と、オーバーテイクを仕掛けるには至らないままレースが進んで行く。それでもアンダーステアの影響が出やすいセクター2以外のセクションではトップと遜色のないタイムを維持、厳しいマシンバランスの中で安定して1分49秒台前半のラップタイムを刻んでいった吉本は、前を行くマシンからは大きく引き離されることなく、なお且つ後続のマシンには追撃の隙を与えず周回を重ねていく。するとレースも残り6周となった17周目、7番手を走っていたV.Petrov (Campos)がバトルの末にターン11でミス。そのすぐ背後にまで迫っていた吉本はターン12でこれを完全にロックオン、続くターン13でV.Petrovがマシンをふらつかせコースをわずかに外れたところをすかさずオーバーテイク。しかしこの時すぐ背後に着けていた吉本もミスを犯したV.Petrovを回避しようとスピードが落ちたため、後ろに着けていたS.Perez (Campos)に交わされてしまい結果的に自身のポジションは変わらず8番手で18周目へと入って行く。
吉本はここまでダメージを与え続けてきたタイヤが徐々に悲鳴を上げ始めていたものの、ラスト5周で前を行くマシンに必死で食らいついて行く。しかし最後はなんとチームが周回数を1周間違え「レース終了」を伝えたことで吉本はチェッカー前にペースを落としてしまう。後続とはそれまでに築いたギャップがあったためポジションを落とす事にはならなかったものの、前を行くマシンにオーバーテイクを仕掛けるチャンスがここで潰えた吉本は、結局そのまま8位のポジションでチェッカーフラッグを受けることとなった。
*レース1の結果により21番グリッドからのスタート予定であった吉本は、その後ペナルティを受けたマシンのグリッドが降格されたため、この日のレースを19番グリッドからスタートした。
18 October, 2008 GP2 Asia Series R.2 Final (Shanghai)
Text : www.hiroki-yoshimoto.com
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吉本大樹 のコメント今日のレースに関しては、あのマシンの状況等を考えれば悪くない内容のレースが出来たと思います。この厳しい状況でもレースは出来るんだと勇気をもらったくらいです。ある意味絶望的な状況だった予選から始まって、土曜日は追いあげてそのまま走れていればシングル圏内も見えていたし、今日もあれだけ後方から8位まで上がってこれた。苦しいながらバトルも出来たし、たくさん抜けたし、エンジョイできました。 最後はチェッカーが出ていないのにチェッカーって言われるからおかしいな?と思って少しだけペースを上げ始めると、案の定「ゴメン!もう一周!!」と…。後ろとの間隔がかなりあったのでポジションも落とさずにすみましたが、サインボードも最初から間違っていたみたいです(苦笑) なにはともあれ10日前の上海のテストに出向いたことで急遽この開幕戦参戦に繋がり、準備不足は否めない厳しい環境のなかではあるもののチームマネージャーやメカニック達も頑張った結果として、最終的に上位に絡めるレースが出来て良かったです。ただ、8位であれだけ喜ばれるなら前日のアクシデントがなければもっと喜ばせてやれたのに…と「タラレバ」が出てしまうのが正直なところです。 今回僕を起用してくれたチーム、そして急遽決定した参戦にも関わらず温かいご支援、ご声援をいただいた皆さんには本当に感謝しています。フジテレビのスタッフの皆さんにも迷惑をかけたうえ、サポートも頂きました。応援して下さった皆さんありがとうございました。 |
決勝第2レース - リザルト
【Round 2 Final Result】 (23 Laps)
Driver / Team / Laps/ Gap/ Grid/ Best Time /
1. Davide Valsecchi ( Durango ) / ( 23 ) / ( - ) / ( 1 ) / 1: 48. 354
2. Earl Bamber ( My Qi-Meritus.Mahara ) / ( 23 ) / ( + 4.809 ) / ( 3 ) / 1: 48. 453
3. Javier Villa ( Super Nova Racing ) / ( 23 ) / ( + 10.189 ) / ( 5 ) / 1: 47. 894
4. Chris Van der Drift ( Trident Racing ) / ( 23 ) / ( + 17.700 ) / ( 2 ) / 1: 49. 052
5. Jérôme d’Ambrosio ( Dams ) / ( 23 ) / ( + 18.383 ) / ( 9 ) / 1: 48. 841
6. Roldan Rodriguez ( Piquet GP ) / ( 23 ) / ( + 18.810 ) / ( 8 ) / 1: 48. 707
7. Sergio Perez ( Barwa Int. Campos Team ) / ( 23 ) / ( + 19.356 ) / ( 25 ) / 1: 48. 709
8. Hiroki Yoshimoto ( BCN Competicion ) / ( 23 ) / ( + 31.563 ) / ( 21 ) / 1: 49. 069
9. Alex Yoong ( My Qi-Meritus.mahara ) / ( 23 ) / ( + 32.982 ) / ( 14 ) / 1: 49. 392
10. Mika Maki ( Trust Team Arden ) / ( 23 ) / ( + 33.587 ) / ( 24 ) / 1: 48. 595
11. James Jakes ( Super Nova Racing ) / ( 23 ) / ( + 34.608 ) / ( 23 ) / 1: 48. 888
12. Yuhi Sekigushi ( DPR ) / ( 23 ) / ( + 38.078 ) / ( 19 ) / 1: 49. 125
13. Nelson Philippe ( ART Grand Prix ) / ( 23 ) / ( + 40.428 ) / ( 17 ) / 1: 48. 589
14. Sakon Yamamoto ( ART Grand Prix ) / ( 23 ) / ( + 65.498 ) / ( 6 ) / 1: 47. 513
15. Kevin Nai Chia Chen ( Fisichella Motor Sport Int. ) / ( 23 ) / ( + 99.742 ) / ( 20 ) / 1: 51. 226
16. Michael Herck ( DPR ) / ( 22 ) / ( + 1 Lap ) / ( 16 ) / 1: 49. 470
17. Luiz Razia ( Trust Team Arden ) / ( 21 ) / ( + 2 Laps ) / ( 26 ) / 1: 49. 115
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(NOT CLASSIFIED)
- Vitaly Petrov ( Barwa Int. Campos Team ) / ( 19 ) / ( DNF ) / ( 4 ) / 1: 48. 948
- Kamui Kobayashi ( Dams ) / ( 16 ) / ( DNF ) / ( 7 ) / 1: 49. 114
- Hamad Al Fardan ( GFH Team iSport ) / ( 11 ) / ( DNF ) / ( 15 ) / 1: 49. 190
- Luca Filippi ( BCN Competicion ) / ( 10 ) / ( DNF ) / ( 18 ) / 1: 49. 543
- Carlos Iaconelli ( Durango ) / ( 1 ) / ( DNF ) / ( 11 ) / -: --. ---
- Giacomo Ricci ( Trident Racing ) / ( 1 ) / ( DNF ) / ( 13 ) / -: --. ---
- Diego Nunes ( Piquet GP ) / ( 0 ) / ( DNF ) / ( 12 ) / -: --. ---
- Andreas Zuber ( Fisichella Motor Sport Int. ) / ( 0 ) / ( DNF ) / ( 22 ) / -: --. ---
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(FASTEST LAP)
Sakon Yamamoto ( ART Grand Prix ) / 1: 47. 513
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決勝第1レース
18 October, 2008
吉本大樹 追い上げも虚しく20周リタイヤ
前日の予選ではマシンの極度のアンダーステアに悩まされ、まさかの予選21番手に沈んだものの、「明日は開幕戦という事に加えてGP2のレースを初めて走るドライバーも多いので荒れた展開もあり得ると思いますし、とにかくあきらめずに頑張ります。」とコメントを残した吉本大樹。ところがその後、予選時に30Kgもウェイトがオーバーしていたのが燃料の積みすぎによるものではなくマシン自体の差であった事が発覚。しかし結局その原因がレース1スタートまでに究明できず、吉本は原因のわからない不安を抱えたままこの日のレース1を迎えることとなった。
迎えたレース1のスタート。「ウェイトの問題もありますし昨日のルカ(フィリッピ)と同じように良くなるかはわかりませんが、マシンセットはルカと同じ方向にしました」という吉本は、マシンに不安はあるものの、フォーメーションラップを終えたグリッド上で追い上げを期しスタートの時を待つ。そしてシグナルが消灯。ここからF1を目指す26台のマシンが激しいポジション争いを展開しながら一斉に1コーナーへと飛び込んで行く。するとこのオープニングラップ、「スタートは良かった」という吉本は前を行く3〜4台をパスし1コーナーへ。そのままレース序盤で18番手につけた吉本はその後もレース中盤にかけてまずまずのペースで周回を重ね、コース上にストップしたマシンを撤去する間に入ったセーフティーカー(SC)が退いた残り20周の時点では13番手にまでポジションアップ。そのまま8番手〜12番手の5台集団のすぐ後方にピタリとつけチャンスを伺っていく。
ところが迎えた20周目、ここまで順調にポジションを上げてきた吉本に悪夢が襲いかかる。8番手争いに加わりかけた吉本を含む3台のマシンが、吉本を真中に挟み数珠つなぎのテール・トゥ・ノーズ状態で11コーナーに進入。するとここで後方の1台D.Nunes(Piquet Sport)が吉本に激しくヒットし、吉本はタイヤから白煙を上げながらスピン。このアクシデントでリアウィングとその周りが完全に破損してしまった吉本は、何とかコースに復帰しピットまでは辿り着いたもののレースを続行することは叶わず、ここで無念のリタイヤという事になってしまった。その後レースは吉本の予想通り各所で激しいバトルが展開され、接触、コースアウト等が続出。21番手スタートながらレース前半で13番手にまでポジションをアップ、レース後半の展開次第では十分にTOP10圏内フィニッシュが見えていた吉本であったが、結局このアクシデントにより結果は21位(DNF)。明日のレース2を21番グリッドから戦うこととなった。
18 October, 2008 GP2 Asia Series R.1 Final (Shanghai)
Text : www.hiroki-yoshimoto.com
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吉本大樹 のコメントマシンのセットは昨日ルカが試してよくなった方向のセットにしましたが、昨日より若干良くなったものの極度のアンダーステアはほぼ変わっていませんでした。最初のSCが入った時点(11周目)ですでにフロントタイヤがボロボロになっていたくらいです。僕が経験したGP2のレースでフロントタイヤがここまで傷んだことは一度もなかったんですが・・・。それでもスタートは良かったし、このマシンの状態にしては悪くないペースでレースを進めていたのですが、最後は後ろから追突されて・・・。ピットに戻ってからチームには「壊れたウィングだけ外してもう一度コースに戻りたい」と言ったのですが、リアウィング以外の部分も壊れていて結局レースには戻ることが出来ませんでした。 何をしても車が全く変わらず苦しんでいますが、チームとしてもフラストレーションの溜まる状況の中で皆が頑張っています。明日のスタートに向けては若干クラッチに不安もあるのですが、とにかくチームの頑張りを無駄にしないように、レースは現状で持てるポテンシャルを最大限に活かして頑張りたいと思います。 |
決勝第1レース - リザルト
【Round 1 Final Result】 (34 Laps)
Driver / Team / Laps/ Gap/ Grid/ Best Time /
1. Roldan Rodriguez ( Piquet GP ) / ( 34 ) / ( - ) / ( 1 ) / 1: 46. 542
2. Kamui Kobayashi ( Dams ) / ( 34 ) / ( 0.632 ) / ( 2 ) / 1: 46. 407
3. Sakon Yamamoto ( ART Grand Prix ) / ( 34 ) / ( 3.971 ) / ( 4 ) / 1: 46. 848
4. Javier Villa ( Super Nova Racing ) / ( 34 ) / ( 7.235 ) / ( 3 ) / 1: 47. 141
5. Vitaly Petrov ( Barwa Int. Campos Team ) / ( 34 ) / ( 9.405 ) / ( 6 ) / 1: 47. 469
6. Earl Bamber ( My Qi-Meritus.Mahara ) / ( 34 ) / ( 11.675 ) / ( 9 ) / 1: 47. 803
7. Chris Van der Drift ( Trident Racing ) / ( 34 ) / ( 15.546 ) / ( 16 ) / 1: 48. 417
8. Davide Valsecchi ( Durango ) / ( 34 ) / ( 16.178 ) / ( 8 ) / 1: 48. 132
9. Jérôme d’Ambrosio ( Dams ) / ( 34 ) / ( 16.495 ) / ( 7 ) / 1: 47. 987
10. Giedo Van der Garde ( GFH Team iSport ) / ( 34 ) / ( 16.811 ) / ( 5 ) / 1: 48. 053
11. Carlos Iaconelli ( Durango ) / ( 34 ) / ( 20.604 ) / ( 22 ) / 1: 48. 569
12. Diego Nunes ( Piquet GP ) / ( 34 ) / ( 21.618 ) / ( 12 ) / 1: 48. 354
13. Giacomo Ricci ( Trident Racing ) / ( 34 ) / ( 23.109 ) / ( 20 ) / 1: 48. 662
14. Alex Yoong ( My Qi-Meritus.mahara ) / ( 34 ) / ( 25.892 ) / ( 23 ) / 1: 48. 541
15. Hamad Al Fardan ( GFH Team iSport ) / ( 34 ) / ( 26.419 ) / ( 14 ) / 1: 47. 953
16. Michael Herck ( DPR ) / ( 34 ) / ( 26.821 ) / ( 19 ) / 1: 49. 188
17. Nelson Philippe ( ART Grand Prix ) / ( 33 ) / ( 1 Lap ) / ( 13 ) / 1: 48. 330
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(NOT CLASSIFIED)
- Luca Filippi ( BCN Competicion ) / ( 24 ) / ( DNF ) / ( 10 ) / 1: 48. 666
- Yuhi Sekigushi ( DPR ) / ( 24 ) / ( DNF ) / ( 17 ) / 1: 48. 172
- Kevin Nai Chia Chen ( Fisichella Motor Sport Int. ) / ( 24 ) / ( DNF ) / ( 25 ) / 1: 51. 009
- Hiroki Yoshimoto ( BCN Competicion ) / ( 20 ) / ( DNF ) / ( 21 ) / 1: 48. 695
- Andreas Zuber ( Fisichella Motor Sport Int. ) / ( 19 ) / ( DNF ) / ( 26 ) / 1: 48. 419
- James Jakes ( Super Nova Racing ) / ( 19 ) / ( DNF ) / ( 24 ) / 1: 48. 497
- Mika Maki ( Trust Team Arden ) / ( 10 ) / ( DNF ) / ( 15 ) / 1: 48. 330
- Sergio Perez ( Barwa Int. Campos Team ) / ( 10 ) / ( DNF ) / ( 18 ) / 1: 49. 011
- Luiz Razia ( Trust Team Arden ) / ( 3 ) / ( DNF ) / ( 11 ) / 1: 51. 518
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(FASTEST LAP)
Kamui Kobayashi ( Dams ) / 1: 46. 407
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公式予選
17 October, 2008
吉本大樹、マシンバランスに苦しみ予選は21番手
F1第17戦中国GPとの併催レースとして2シーズン目の開幕を迎えたGP2アジアシリーズ。
10日前に行われたオフィシャルテストでチームに大きく貢献する内容のテストを行い、急遽この開幕戦への参戦が決定した吉本も木曜日に現地入り。昨シーズンに続き2シーズン目のGP2アジアシリーズ開幕戦に挑むこととなった。迎えた金曜フリープラクティス。10日前のテストではまともな走行をすることが出来なかった事もありこのセッションで遅れを取り戻したい吉本大樹。ところがマシンは走り始めから極端なアンダーステアの症状が出てしまい、予選に向けてまず良い流れを作りたいところであったものの、吉本はフリープラクティスをトップから1.4秒差の18番手で終了。チームメイトのL.フィリッピも同様のアンダーステアに苦しみ20番手に沈む等、BCNは2台共に苦しい出だしとなってしまった。
それから3時間半程のインターバルで迎えた公式予選では、チームメイトのL.フィリッピがダンパーにわずかな変更だけを施したのに対し、吉本は「かなり大幅にセットを変更しました」と、BCNの2台は午前のフリープラクティスからそれぞれ違う形でマシンのセットを変更しこのセッションにのぞむ。ところがわずかな変更しかしていなかったチームメイトのマシンフィーリングが大幅に向上したのに対し、大きくセットを変えたはずの吉本のマシンは「何も変わらない。というより逆にマシンバランスが悪くなったくらい」と2台の明暗がくっきりと分かれることに。セッション中の赤旗やトラフィック等はあったものの、「この状態ではアタックをどんなにうまくまとめてもトップから1秒以上は遅いタイムしか出せなかったと思う・・・」という吉本は、チームクルーが予選にも関わらず30Kgものガソリンをマシンに入れてしまっていたミスも重なり予選はまさかの21番手。翌日のレース1を21番グリッドという苦しい位置からスタートすることとなった。
17 October, 2008 GP2 Asia Series R.1-2 Free Practice & Qualify (Shanghai)
Text : www.hiroki-yoshimoto.com
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吉本大樹 のコメント10日前のテストに比べたらまだ良かったのですが、それでもマシンは走り始めから極端なアンダーステアでした。 予選に向けて僕はかなり大幅にセットを変えたのですが、何も変わらずマシンがとにかく曲がりませんでした。ルカ(フィリッピ)のマシンは良くなったようなので明日はそれをベースにしたセットで挑むことになると思います。少ししかセットを変えていないルカが良くなったのに対して大幅に変えた僕のマシンがほぼ何も変わらなかったことや、若いメカニック達の経験がまだ十分でないところも気にはなりますが・・・。 でも、明日は開幕戦という事に加えてGP2のレースを初めて走るドライバーも多いので荒れた展開もあり得ると思いますし、とにかくあきらめずに現状のパフォーマンスを活かしきれるように頑張りたいと思います。 |
公式予選 - リザルト
【Qualify Result】
Driver / Team / Time / Gap/ Laps
1. Roldan Rodriguez ( Piquet GP ) / 1: 45. 233 ( - ) / ( 13 )
2. Kamui Kobayashi ( Dams ) / 1: 45. 418 ( 0.185 ) / ( 10 )
3. Javier Villa ( Super Nova Racing ) / 1: 45. 643 ( 0.410 ) / ( 14 )
4. Sakon Yamamoto ( ART Grand Prix ) / 1: 45. 643 ( 0.410 ) / ( 10 )
5. Giedo Van der Garde ( GFH Team iSport ) / 1: 45. 800 ( 0.567 ) / ( 13 )
6. Vitaly Petrov ( Barwa Int. Campos Team ) / 1: 45. 843 ( 0.610 ) / ( 14 )
7. Jérôme d’Ambrosio ( Dams ) / 1: 45. 885 ( 0.652 ) / ( 11 )
8. Davide Valsecchi ( Durango ) / 1: 46. 009 ( 0.776 ) / ( 7 )
9. Earl Bamber ( My Qi-Meritus.Mahara ) / 1: 46. 060 ( 0.827 ) / ( 11 )
10. Luca Filippi ( BCN Competicion ) / 1: 46. 084 ( 0.851 ) / ( 15 )
11. Luiz Razia ( Trust Team Arden ) / 1: 46. 130 ( 0.897 ) / ( 13 )
12. Diego Nunes ( Piquet GP ) / 1: 46. 169 ( 0.936 ) / ( 12 )
13. Nelson Philippe ( ART Grand Prix ) / 1: 46. 171 ( 0.938 ) / ( 15 )
14. Hamad Al Fardan ( GFH Team iSport ) / 1: 46. 305 ( 1.072 ) / ( 8 )
15. Mika Maki ( Trust Team Arden ) / 1: 46. 504 ( 1.271 ) / ( 12 )
16. Chris Van der Drift ( Trident Racing ) / 1: 46. 595 ( 1.362 ) / ( 13 )
17. Yuhi Sekigushi ( DPR ) / 1: 46. 733 ( 1.500 ) / ( 13 )
18. Sergio Perez ( Barwa Int. Campos Team ) / 1: 46. 809 ( 1.576 ) / ( 13 )
19. Michael Herck ( DPR ) / 1: 46. 843 ( 1.610 ) / ( 15 )
20 Giacomo Ricci ( Trident Racing ) / 1: 47. 010 ( 1.777 ) / ( 13 )
21. Hiroki Yoshimoto ( BCN Competicion ) / 1: 47. 231 ( 1.998 ) / ( 12 )
22. Carlos Iaconelli ( Durango ) / 1: 47. 355 ( 2.122 ) / ( 16 )
23. Alex Yoong ( My Qi-Meritus.mahara ) / 1: 47. 652 ( 2.419 ) / ( 12 )
24. James Jakes ( Super Nova Racing ) / 1: 49. 026 ( 3.793 ) / ( 3 )
25. Kevin Nai Chia Chen ( Fisichella Motor Sport Int. ) / 1: 49. 413 ( 4.180 ) / ( 15 )
26. Andreas Zuber ( Fisichella Motor Sport Int. ) / -: --. --- ( -- ) / ( - )
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公式練習 - リザルト
【Free Practice Result】
Driver / Team / Time / Gap/ Laps
1. Kamui Kobayashi ( Dams ) / 1: 45. 527 ( - ) / ( 11 )
2. Roldan Rodriguez ( Piquet GP ) / 1: 45. 995 ( 0.468 ) / ( 11 )
3. Andreas Zuber ( Fisichella Motor Sport Int. ) / 1: 46. 068 ( 0.541 ) / ( 13 )
4. Javier Villa ( Super Nova Racing ) / 1: 46. 073 ( 0.546 ) / ( 12 )
5. Giedo Van der Garde ( GFH Team iSport ) / 1: 46. 085 ( 0.558 ) / ( 11 )
6. Vitaly Petrov ( Barwa Int. Campos Team ) / 1: 46. 101 ( 0.574 ) / ( 12 )
7. Davide Valsecchi ( Durango ) / 1: 46. 145 ( 0.618 ) / ( 12 )
8. Sakon Yamamoto ( ART Grand Prix ) / 1: 46. 172 ( 0.645 ) / ( 11 )
9. Mika Maki ( Trust Team Arden ) / 1: 46. 294 ( 0.767 ) / ( 12 )
10. Hamad Al Fardan ( GFH Team iSport ) / 1: 46. 335 ( 0.808 ) / ( 12 )
11. James Jakes ( Super ova Racing ) / 1: 46. 363 ( 0.836 ) / ( 12 )
12. Jérôme d’Ambrosio ( Dams ) / 1: 46. 397 ( 0.870 ) / ( 11 )
13. Yuhi Sekigushi ( DPR ) / 1: 46. 469 ( 0.942 ) / ( 10 )
14. Diego Nunes ( Piquet GP ) / 1: 46. 535 ( 1.008 ) / ( 12 )
15. Nelson Philippe ( ART Grand Prix ) / 1: 46. 562 ( 1.035 ) / ( 10 )
16. Sergio Perez ( Barwa Int. Campos Team ) / 1: 46. 569 ( 1.042 ) / ( 11 )
17. Chris Van der Drift ( Trident Racing ) / 1: 46. 708 ( 1.181 ) / ( 11 )
18. Hiroki Yoshimoto ( BCN Competicion ) / 1: 46. 968 ( 1.441 ) / ( 12 )
19. Luiz Razia ( Trust Team Arden ) / 1: 46. 971 ( 1.444 ) / ( 11 )
20 Luca Filippi ( BCN Competicion ) / 1: 47. 025 ( 1.498 ) / ( 13 )
21. Giacomo Ricci ( Trident Racing ) / 1: 47. 060 ( 1.533 ) / ( 12 )
22. Michael Herck ( DPR ) / 1: 47. 182 ( 1.655 ) / ( 11 )
23. Alex Yoong ( My Qi-Meritus.Mahara ) / 1: 47. 275 ( 1.748 ) / ( 12 )
24. Earl Bamber ( My Qi-Meritus.Mahara ) / 1: 47. 290 ( 1.763 ) / ( 11 )
25 Carlos Iaconelli ( Durango ) / 1: 49. 190 ( 3.663 ) / ( 12 )
26. Kevin Nai Chia Chen ( Fisichela Motor Sport Int. ) / -: 49. 313 ( 3.786 ) / ( 14 )
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初の中国開催で2シーズン目の開幕を迎えるGP2アジアシリーズ。舞台となる上海インターナショナルサーキットは上海市に位置し、現在最も著名なコースデザイナーであるヘルマン・ティルケのデザインである。全景は漢字の『上』を模しているこのコースの全長は5.451km。最長直線距離は1.175kmで右9、左7のコーナーが組み合わさる。

